リアル駆けアニbotの記憶法を伝授します!の話

どうも、かかみです。

個人作はもう3年以上投稿していないものの、駆け合作FINALとニコメドDJMなど合作・共作企画のおかげでギリギリ令和のメドレー作者として名前を呼ばれました。シェアさん、いつもありがとうございます。

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今はメドレーを制作できるDTM環境が無く、また自分の能力及びモチベーションの不足により「半永眠中」という形で、得体を知れない何かとして生きています。

それでもメドレークラスタの肩書きを保つためにどうしても今回Ketokuさん主催の第2回 #ニコメド記事投稿祭 に参加したくて、何か自分なりの力でこのコミュニティに貢献できるかなーっと考えた時、一つ僕のアイデンティティを思い出しました。

 

皆さんは、ニコニコメドレーのリアルbotをご存知ですか?

 

ニコニコメドレー界隈には大相撲の人という、ニコニコ動画混沌自由奏*1を愛する方が居ます。そんな大相撲さんの得意なことといえば、「曲名」と「混沌自由奏でのその曲の曲番号(曲順)」を脳内で検索することができます。つまり、「0001」って言えば「Journey through the Decade」って返してくれたり、「ケンカ予報の時間だよ」って聞けば「0004」って答えてくれると、まさに「リアル混沌bot」のような人でございます*2

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そんな大先輩に憧れて、僕も自分の愛と力を証明したい結果、大好きなM.I./M.Izさん作の「駆け抜けるアニソンメドレー」シリーズの曲番号を覚えることになりました。これは、ある日ツイッターでの会話でなんとなくこの才能に気付き、その後本格的に修行を始めて一人前になりました。今はもうほぼ全部忘れてボロボロになったけど。

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ですので、今回はリアル駆けアニbotになりたい皆さんのために、自分が今まで使ってきた記憶法を伝授します!

駆け抜けるアニソンメドレーの曲番号*3から曲名を思い出すのは相対的に楽で、重ねがない分確実な数字を覚えられなくてもその前後で検索することができます。ただし一つの曲でもシリーズで複数回使われることがあるから、使われた作品を全部思い出すのは少し工夫が必要です。ただ、特徴的な場所さえ覚えておけば、キミもきっとリアル駆けアニbotになれますよ!

 

コツ1:シリーズ頻出曲の番号を一気に覚える

これは基本中の基本で、まずよく使われる曲の各シリーズでの番号を一気に覚えるとすぐ楽になると思います。「この曲はどのシリーズに使われた」こともついでに覚えられます。一番代表的な例を挙げると、Ⅰ-100・Ⅱ-096・Ⅲ-100・Ⅳ-147・Ⅴ-147・Ⅵ-071・Ⅶ-021「君の知らない物語」ですね。

 

コツ2:キリ番を覚える

普通の番号と比べて、キリ番は記憶に残りやすく、相対的に複雑な記憶法が要りません。また、キリ番を覚えることで、長いメドレー全体をいくつかのブロックに分けることができます。例えば一つの曲を「Ⅴの後半」にあることしか知らない場合、「Ⅴ-100」から脳内で再生すれば探しやすくなります。具体的な例を挙げると、Ⅳ-100「君と約束した優しいあの場所まで」はちょうど新しいブロックの始まりでもあって、そこから数えばその後の10曲も普通にわかります。今更だけど前後をを覚えて数えるのは果たしてリアルbotと言えるのでしょうか?

 

コツ3:同じシリーズで繋がりのある曲をまとめて覚える

駆けアニシリーズでは、同じ作品や同じアーティストの曲を連続に使う場面がよく見られます。Ⅴ-004~005のデレマス繋がりや、Ⅳ-080~082のClariSゾーンなどがそうですね。このような繋がりは視聴する時にもう既に印象に残っているので、確実に覚えるまで費やす力は少なめだと思います。Ⅲ-066~067のゆるゆり繋がりやⅣ-065~067の八木沼悟志ゾーンなど、キリ番(66前後)と合わせて覚える場合もあります。

 

コツ4:違うシリーズの同じ番号の曲をまとめて覚える

単一作品の繋がりもあれば、シリーズを跨ぐ繋がりもあります。特に違うシリーズの同じ番号に繋がりがあれば、まとめて覚えるのは簡単です。一番わかりやすいのは例えばⅡ-024・Ⅲ-024「ニルヴァーナ」という、違うシリーズで同じ番号になっている曲があります。他にも、Ⅰ-033「経験値上昇中☆」とⅢ-033「シアワセ☆ハイテンション↑↑」の同作品(みなみけ)繋がりや、Ⅰ-049「奈落の花」、Ⅱ-049「記憶の海」、Ⅲ-049「Blood teller」のような、作品のテーマに繋がりがあるもの(いずれも血、サスペンスに連想させる)も稀に存在します。

 

コツ5:語呂合わせか自力で覚える

それでも、上記した特徴がない曲はやっぱり多数ですので、最後は原点回帰で古来の知恵「語呂合わせ」で覚えるのが一番使いやすいですね。例えば、Ⅴ-080「ハナマル☆センセイション」は、僕は「ハ(8)」ナ「マル(0)」で覚えています。

もし語呂合わせもできない場合は、近くの曲から数えるか普通に覚えるしかありません。でも、普通に覚えるのも悪いことじゃありません。単純に印象に残る好きな繋ぎから探せば、案外普通に覚えられますよ。僕の一番好きな繋ぎの一つはⅤ-045~048ですが、ここは語呂合わせ無しで普通に好きだからって自然と覚えましたね。

 

応用1

同じシリーズの中でも離れた場所に繋がりのある曲があります。例えば、

Ⅲ-019「Believe」(ガンダムSEED)とⅢ-035「Believe」(ONE PIECE)

Ⅴ-116「オラシオン」(ノゲノラ)とⅤ-136「オラリオン」(終わりのセラフ)

Ⅶ-030「nameless story」(超電磁砲T)とⅦ-092「Nameless Story」

のように、同じもしくは似てる曲名がある時はまとめて覚えると楽です。「オラシオン」と「オラリオン」はちょうど20曲差なので特に覚えやすいですね。

 

応用2

Ⅱ-020「Hacking to the gate」とⅡ-023「スカイクラッドの観測者」は同作品(Steins;Gate)繋がりで、Ⅲ-020「HEATS」とⅢ-023「STORM」も同じ作品(真ゲッターロボ)なので、こうして関係性を見つけると一気に4曲、あわよくばそれぞれの21,22含めて8曲を全部覚えることができます。また、「HEATS」と「STORM」は僕の中ではちょっと間違えやすいですが、「熱くなれ」の歌詞から「HEATS」ってわかりますし、もう少し進んだらもう一曲のゲッターロボ曲が来るから「HEATS」はⅢ-020と、こうやって簡単に区別することもできます。

 

おわり

いかがでしたか?

曲を覚えるには普通に印象に頼るものもあれば、コツを掴んで記憶するものもあります。なんならそのコツを探している間も、実は記憶のインプットが行われています。例えば、Ⅵ-136「アイのシナリオ」のような、『まじっく快斗1412』の「1412」からあんまりにも連想関係を思いつかなくて、最後は逆に普通に覚えた場合もありました。

皆さんも是非曲番号をたくさん覚えて、立派なリアル駆けアニbot(もしくは好きなメドレーのリアルbot)になりましょう!

*1:FLAGさんによるニコニコメドレー。全1000曲と、メドレー曲数ランキングで長い間1位を維持してたカオス系メドレーを象徴する作品。

*2:混沌botという、曲名・番号検索機能付きのツイッターbotがかつて存在していた。今はもう稼働していない。

*3:曲番号は、シリーズと番号を併記したものとなります。例えば、駆け抜けるアニソンメドレーⅣの10曲目は、「Ⅳ-010」と表記します。